臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

日記#362 でっかい風呂と踊らないインド人 2021/07/02

3時になった。体感ではまだ午後11時くらいなので気づかないうちにタイムゾーンを移動した可能性がある。

そういえば、鹿部町という北海道をカニで例えれば左第5歩脚、自動車で例えればレフトリアタイヤに当たる場所に来ている。デカいテレビとデカい風呂がある。風呂がカバの水槽くらいあってウケてる。ヒト用であってる?

 

運転を交代しながら来るという約束のはずだったが、直前になって私は「3月生まれである」という一点の理由から運転権を剥奪された。意味がわからない。さらにその上で、私は運転もせず後部座席で偉そうにしていることを責められた。意味がわからない。どうすればいいんだ。

昼は北大の前のクラークなんとかという定食屋でハンバーグ定食を食べた。

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美味しかったね。びっくりドンキーアンチの親の影響でハンバーグを食べずに育ったせいで、今でもハンバーグを食べると緊張する。

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映画「きっと、うまくいく」を見た。
初めてインド映画をしっかり見たかもしれない。インド映画といえば所構わず歌い踊り出すというイメージがあるが、実際には歌や踊りが必要な場面だけ歌や踊りがあるわけで、シリアスなシーン(例:学生が寮で自殺する場面)では歌い出したりしないなど、”理”がある。(当たり前。)この映画はすごくて、山場が30分ごとにやってくる。3時間の映画で6回の挫折と克服が見ることになるので満足感がすごい。映画を6本見たような気持ちになる。もう終わりだろ、これでエンディングでしょ!と思ってもどんどん続くし、全然違う方向からトラブルが飛んでくる。いいなあ。おもしろかった。

実際にいたインド人「インドと言っても地域や言語ごとに全く気色が違うので、“インド映画”という括りは不適切ですよ。」
実際にそう言われた私「…はい。ごめんなさい。」

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そういえば初期のポケモンアニメを数日前に見た。2000年のユーモアの温度感が気持ちいい。こんなにダジャレ言ってたかなってくらいダジャレばっかりでウケる。子供の時に何度も繰り返し見たエピソードのはずなのに全然覚えてない箇所があってびっくりしている。サトシって第一話でカスミと出会ってたんだ。今思うとワンピースのルフィも第一話でナミと会っている….?思い出せない。

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(↑室蘭の夜景)

あとやっぱりオープニングのあの曲(目指せポケモンマスター)いい曲だな〜。「いつもいつでもうまくいくなんて保証はどこにもないけど、いつもいつでもホンキで生きてるこいつたちがいる。」というところが本当にいい。真理でしょ、これ。人生と言ってもいい。なんというか優しさと強さと励ましをいっぺんに伝えてくる。作詞家天才か?そんな名曲なのに「あの子のスカートの中」という一節によってあまり歌われなくなったのが悔やまれる。そこだけパッチ当てて歌い継いでいきたい。良い曲ですよ、ほんとに。

眠たいので寝る。
欲望に素直な人間なので。


ちなみにインターネットがないのでこの日記は、後日それに繋がった時に投稿されるはずだ。

2021年7月2日