日記#365 大切なことは全部ドゥバン・ベルガーラが教えてくれる 2021/07/05
漫画『Major』がDMMで無料公開されてたので懐かしいなと思い1巻を読んだらボロボロ泣いた。本田が打者として再契約を勝ち取るところ、なんでこんなに刺さるんだろうか。前に読んだ時は特に気にならなかったのに。
『Major』1巻はそれにしてもすごい。読み切りかよってくらい爆速でストーリーが展開する。そしてこのペースで連載スタートしておいて単行本を80巻出すんだから、ふざけてる。
アメリカ・デ・カリのエース、ドゥバン・ベルガーラがリーガMXのモンテレイに移籍するらしい。公式がお別れのビデオを作っていて本人がメッセージを読んでいる。すごく良かったね。なんか言葉で伝えることって大切だな、と思った。言葉で「寂しい」と言って、言葉で「ありがとう」と言う。その当たり前をすることの価値を噛みしめる。
ドゥバンはここ数年で一番将来を期待されたアメリカの若手選手かもしれない。彼なしでは2回のリーガ優勝もなかっただろう。欧州移籍も噂されてたけど結局リーガMXに行くことになった。どうやってクラブを選んだのか詳しくは知らないが、モンテレイは伝統的にコロンビアの選手を獲ってるイメージがある。
リーガMXは中南米最高峰リーグというのが私の持論だけど（アルヘンよりレベルが高いと感じている）、やはり給料の面ではヨーロッパの比ではない。24歳という、サッカー選手としては最高の（そしてほとんど最後の）チャンスを逃した感は否めないが、まだまだセリエかプリメイラ、ロシアプレミアくらいまでなら到達できると思う。頑張って欲しいな。私がリーガ・コロンビアーナの試合をよく見ていた時、特に思い入れがあった選手なので。
ドゥバン、お前はコロンビアの柱になれ。
気がつけばこの日記も#365を迎えた。365日前の今日（明日）パルミラのベッドで眠れずに書いた日記#1。あれから1年か。こんなに続くとは思わなかった。いつ辞めてもいいと思っていたからこそ続いたんだと思う。成長もない。実益もない。脳みそに繋いだコードで36万字以上の文字列を生成してきた。そのことをよく考えると、なんだかおもしろい。今この文字を打ちながら実際に笑っている。なんでそんなことしたんだ。
2020年7月6日の夜にコーヒーを飲まなかったら日記なんて書かなかっただろうけど、実際には私はコーヒーをたらふく飲み、そのせいで眠れず起きてきて朝3時にパソコンを開けた。そして、今ここには"そう"した私しかいない。
何かを我慢強く続けたりできないし、面白いことを始めたりもできない。とにかく根気と意思がないな、とつくづく思う。今まで自分の強みとか取り柄だと思っていたものが、強く周りに依存していることが身に染みてわかる。（2020年7月7日）
などと一年の前の私は言っている。根気や意思がなかったり周囲に依存してたりするのは、今でも全く変わらない。しかしそうであることを受け入れて、その私をよくするために必死で今ここにいる私を見る。これを人生の意味や意義とは言わないまでも、理由（仮）として生きていこうと思う。1年間の日記で学んだことといえばこれくらいだ。将来（仮）が外れるかどうかは今の私にはわからない。
それから、1日でも読んでくれた人ありがとう。これは心からのお礼で本当にそう思っている。日記は独り言といいつつも私はいつも誰かに話しかけていたし、そしてそれはこれを読んでるそこのあなただったりする。ありがとう。
明日は新エヴァを見てきますよ。行く行くいって半年がすぎた。まだやってたんだ。毎日ネットの海を無警戒で泳いでるのにいまだネタバレを踏んでないのすごいな。人類の道徳心を見直した。もしかしたら劇中でミサトさんが「ネタバレする奴はカス」みたいなことを言うのかもしれない。
感想は明日の日記で。
2021年7月5日
