臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

日記#7 非常識は晒されて当然

午前中はトッテナムvsアーセナルを見た。ボケーっと見ていたので結果とかは良く知らない。ケインとソンが犬のように走り回っていたことは覚えている。

 

週末はより深めにインターネットへ浸かるようにしているのだが、今日はランダムなebayのページに飛ばされるサービス The Useless Web  を発見し早速試した。

連れて行かれたページがこちら。

 

f:id:yakaatvancouver:20200713063315p:plain犬がフンをしている写真を集めたカレンダー

Pooping Poochesなどというふざけた名前で売られてる。

 

よくよく考えると衝撃的だ。

自分が道端でうんこしているところを激写され、それがカレンダーになり、クリスマスギフトとして全然知らない家のリビングに1年間飾り続けられることを想像してみてほしい。

 

そしてその罪深さを知ってか知らずか、この会社のモットーがふざけている。

gag gift for good causes

まず、これはgagですと。冗談ですよ、と。犬を尊厳を傷つけたりする意図はありませんでした。さらにこれはgiftです。つまり我々があなたへ販売しているのではなく、あなたがあなたの友人へ送っているのですよ(悪いのはあなたです)。そしてgood causes 売り上げは寄付されます、と。決して!決して我々の利益のためでなく、より良い世界のためにカレンダーを販売しているんです。

この短い文に3つも言い訳を挟むのは、そこに高度な倫理問題があることに気づいているからであろう。

そしてこれに投稿する飼い主の気もしれない。子供可愛さに赤ちゃんの素っ裸やトイレ中の写真をFacebookに投稿してしまう親と同じだろうか。犬(子供)が無知だから、弱いから、喋らないから、自分がその存在を所有していると勘違いしてしまうのだ。

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将来的に肖像権侵害などで訴訟される可能性を考慮し目線を入れた

という僕も犬の写真を特に断りなくブログにあげたりインスタに投稿したりしている。

ただこれだけはわかってほしい。これはみんなを幸せにしたいという僕のgood causeなんだ。決してお前の、お前の小ささや危うさみたいなのにつけ込んで所有搾取し、それに寄せられるいいねを自身の承認欲求にすり替えて気持ち良くなったりしてはいないから。

 

どうか、わかってほしい。

 

 

2020年7月12日 すごい天気

 

(追記)

最後までキレ散らかしてふと思ったが、もしかしたら「道端でうんこするような非常識バカ(犬)は晒されて当然」みたいな倫理観でやっている可能性もあるな。