日記#2 映画を倍速でみる生活
日記と言いつつ今日も起きてご飯を食べただけなので、適当に思ったことをボツボツと書いていく。
家に篭り始めてからインスタグラムもFBも開く回数が極端に減った。他人への興味が薄れてる、か他人に嫉妬している、のどちらかだと思うが、「他人への興味が薄れている」であって欲しい、と思う。なぜならそっちの方がかっこいいから。
そしてこれは昨日の続きになるが、矢のように飛び去る時間の減速方法を少し考えた。これは普通に死とその恐怖に関する問題なので早急に解決したいのだ。あるサイトでは、時間を延ばす方法として「映画を倍速で見る」というのがあり、非常に感銘を受けた。それを参考に今日は2倍のスピードで起き上がり、飯を食い、昼の12時には就寝した。
今この瞬間も2倍の速度で日記を書いている。みんなついてこれるかな??????
ヤモリが好き。
札幌やカナダではあんまり見かけなかったけど、コロンビアには掃いて捨てるほどいて、多分僕の部屋にも3匹くらい常駐している。家を守るとかいてヤモリ(家守/守宮)。素敵な名前じゃない? 好きポイントとしては断然彼らの眼を推したい。
じっと見てると舌で自分の瞳を舐めていることに気付く。僕も人と喋ってる途中に突然長い舌でズレたコンタクトを直したりして驚かせたい。
そしてこいつら瞼(まぶた)がない。
この事実に気付いてからというもの、君たちが幸福堂タピオカ飲んでようとサイパン旅行行ってようと「まあお前もイモリと瞬き我慢勝負したら絶対負けるけどな???!!!!!」というふうに考えることができ、精神安定に一役買っている。
そしてこれだけでかい目をしておいて何も伝えてこない。目は口ほどにものを言う。感情は目に現れるというが、彼らには映す感情がないみたいだ。我が家には犬もいるが、奴らの目はうるさい。期待とか嫉妬とかそういう類の感情まで見えてしまってなんか冷めちゃう。が、イモリは違う。どれだけ見つめてもそこにあるのはレンズだけ。
これが爬虫類の魅力だなあと思う。あれだけのフィジカル的優位性を持っていながら隕石の一発や二発で消え去った恐竜さんの例が示すように、バカなんだよな。それがいい。
でもどこかで全て悟っているような気もする。
それでは。
今日は2倍で寝ます。
2020年7月7日スコールと肌寒い風