你好@リヨン
パリからバスで南へ7時間。
バンクーバー1年目の時のルームメイトでリヨン在住のニコラスと合流。
9ヶ月ぐらい同じ部屋で文字通り共同生活してた仲。バンクーバーでお別れした時はまさかフランスでまた会うことになるとは思わなかったなあ。
リヨンにある「INSA」という大学で数学とかプログラミングを勉強してるが、かなり厳しいらしい。
各国の天才達が集められたこの場所はコロンビアの凡人には厳しすぎる、との旨を滞在した4日間ずっと愚痴ってた。
リヨンは大きい街だけどパリほど殺伐としてなくて住みやすそう、という印象。
有名な観光スポットといえばローマ帝国の劇場。
先学期ギリシャドラマを英文学の授業で散々読まされた僕は少し感動した。
食の都リヨンに来たからには、食べなきゃ損でしょ!ということでリヨンで出会った美食の数々を写真とともに紹介!
図らずも中華ばっかりになってしまったが、これには言い訳があって、だいたい中華料理屋にいくと「你好~」と挨拶されるのだ。
一ミリもわからないのでフランス語を話したくない。
相手の母国語を尊重せず当然のように英語を話す嫌な旅行者になりたくない。というかフランスまで来て英語を喋るの屈辱的ではないかい?
2年前に中国語のクラスを3ヶ月取ったことがある。
以上の事情より
僕は迷わず你好!と返し、僕のなんちゃって中国語で料理を注文するのだ。
僕が発音を知っている中華料理は、炒飯、炒麺、牛肉ぐらいなので、野菜や海鮮料理はまず食べられない。
また、「これ」は知っていても「あれ」は知らないので、遠くの方に並べてある料理も食べられない。
よって、事前に食べたいものを決めて、レジから遠くてもその料理の目の前に立ち「これ!!!」と叫びながら注文する。
もしくはショーケースの前を素早く反復横跳びしながら、「これ」「これ」と注文していく、などの創意工夫が必要となる。
そうしてもなお、地元のレストランで英語を喋らされる屈辱と比べたら随分マシだ。
と、まあ長くなったがそんなこんなでリヨンまで来て中華ばっかり食べてたよ、というお話でした。
以上