臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

みんなで予習!!Vancouver Whitecaps - Toronto FC

明日はバンクーバー3年目にして初めてサッカー観戦に行ってきます。

バンクーバー・ホワイトキャップスがトロントFCをホームに迎える一戦で、東西の両雄ここに対峙しせり!!!とのこと。

チケット買ったはいいが、さすがに選手を一人も知らないというのは失礼なような気がしてきたので、少し勉強しようと思い先週の<Whitecaps - FC Dallas>をダゾーンでだらだら観賞。(たった)一試合を観た感想で言えば、「ごま塩サッカー」きっちり守って、リスク少なく点を取るという堅実かつ現実的なサッカーに見える。正直コンサドーレのほうが20倍面白いが、そんなことを言ってもしょうがないので、まずは守備を見てみる。

 

ダラス戦ではポゼッションが40パーセント以下とかなり守備の時間が多くなったが、押し込まれていたのではなく、(特に前半は)うまくボールを持たせていたと言ったほうがいいだろう。相手のポゼッション時には5-3-2のブロックを崩さないようにしながらも、コンスタントにプレスをかけ続ける。守備基準は人というよりボール。運動量のある時間帯は2トップがしっかり中央を切ってサイドに押し込み、相手のSBにボールが入ったところで守備を開始。2トップと中盤の3枚がボールサイドにスライド。WG1段前に出て三人でボールホルダーにプレッシャーをかけボール奪取→速攻。というおそらくプラン通りの守備ができていたように見える。この守備は中盤の運動量が命。僕が注目して見ていた韓国A代表でも活躍するファン・インボムは前半から二度追い、三度追いと犬のように走り回っていた。しかし、疲れてスライドが遅くなったり、相手DFが一人飛ばしたサイドチェンジ等をすると、ボランチ脇に広大なスペースを与えてしまい、自陣深くまで侵入される。やはり三人で横幅は守れないのだと、とてもいい勉強になる。ついでに言うと、中盤の三人はちょくちょくポジションを入れ替えていたが、これは(相手のマークをずらすなど戦術的なものではなく)ただ疲労度の高い選手を真ん中に置いて休ませてると推測する。二点をリードした後半はハイプレスは抑え気味に、5-3ブロックで撤退リトリート。ポジティブトランジションも相手CBの外側に開いて待つ2トップに当てる(MFは前半の激務のせいで後半は全く動けず、このボールを生かすことはできなかった)シンプルな形にシフトチェンジ。一点返されたが結局守りきって2-1でバンクーバーの勝利。

あと理由はわからないが、MFが謎に最終ラインに吸収されて8-0-2みたいなバイタルエリアが手稲並みに過疎化する現象が散見され、大変心臓によろしくないので明日までにしっかり直してきてほしい。本当に手稲が過疎ってたかどうかはよく覚えてない(なんかごめん)

 

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チームの中心はこの人っぽい