臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

日記#260 昨日のオールが響いたわい 2021/03/24

麻雀を3回戦をやったがボロッボロに負けたので諦めて日記を書く。もう2度とやらない、あんなゲーム。

今日は本免試験だった。

試験後に周りの席の男子が「うわ〜俺絶対落ちたわ〜」とかいってんの聞いて微笑ましくなった。学校みたい〜。

あれ何歳までやるものなんだ?

高齢者講習に来てる80の爺さん連中も、「これは完全に落ちたの〜」「いや、わしの方こそ」「昨日のオールが響いたわい」「正直60行ってたら奇跡じゃな(役割語)」とか話してんのかな?

学科にパスできなかった人が結構いるみたいで合格発表の数字列もボコボコ穴が空いていた。私のすぐ後ろの人も落ちてたので少し申し訳なくなった。私にできるのは忘れてあげることだけだと思い、早急にその人のことを大脳皮質から抹消した。もう顔も声も覚えていない。私の後ろに人とかいたっけ?

試験場に献血車がきてたので、昼休みを利用して献血してきた。

「私があんまりうるさいものですから家内にちょっと血を抜かれて来い!なんて言われましてね。ははっ」などの使い古された献血ジョークを言ってしまわないように気をつけた。歳を取るとここのセンサーがザルになってクソつまらん戯言をベラベラ喋っちゃうから大変だ。

採血前の血液検査で
「うん、綺麗な色してますね〜」とか言われたけど、綺麗か、私の血?
どす黒いという言葉はこの色を形容するためにあると言っていいと思うんだ。絶望という題で絵を描けといわれたら私はこの血をインクにキャンバスを染める。

あと休み時間中に自分の席へ戻ったら、知らん女子が私の席で友達と昼ご飯を食べていたので、ホウホウホウのテイテイテイで退散した。うわ〜〜〜この感じ〜〜〜!!この!!感じだよ!!

札幌に帰ってから、ああ懐かしいなと思うことは多いけど、今回は一番生々しい呼び起こされ方をした。リアルすぎて心地良くも苦しくなる。

部活の大会とか修学旅行の思い出よりも、こういう日常(と思っていた非日常)の些細な一コマ(にも満たない出来事)の方が心の奥へ刺さるね。

写真撮影後、試験場の長(おさ)が出てきて30分の初心者講習。これがまた菅官房長官もびっくりな無気力淡々としたスピーチで目測だが3割くらいの受講者が机に突っ伏して気を失っていた。私はと言えば献血でもらった緑茶600mlが作用したのか昨夜の遅寝も何のその。目をギラギラさせながら話を聞いていた。いや、聞いてはなかったかもしれない。でも、ああこの人は綺麗な札幌アクセントで喋るなあ。やっぱり50代の女性が話す札幌弁が一番模範的だよなあ、などと考えていた。

寝てるやつらよりかは偉い。
よね?

最終的に警察署長(かどうかはよく覚えてないが、なんか偉い人)がやってきて、「現在北海道警察は令和4年度新規採用の申込みを受け付けております。みなさん、奮ってご応募下さいね〜」というお知らせを10分間していった。

なんだ〜〜案件かよ〜〜!!!

てか、どこから!?
まさか最初から?
車校入学から案件始まってたの?

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2021年3月23日