臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

日記#141 見て見て!私、実在してるよ。 2020/11/24

今日はなにしたかな。

例の日本語クラスに出席した。講師も生徒も全員日本時間にいるのに、なぜか朝の7時から始まるスパルタ講座。私は6時55分に起床し、5分でなんとか人様に見せられるぐらいの顔面にして出席した。結構余裕があったので明日は57分くらいに起きても大丈夫かもしれない。

ちなみに7時スタートなのは、高齢教授のお年寄り時間に合わせているっぽい。お年寄りは4時には朝ごはん食べ終わってるからな。

 クラスの後は区役所に行って生きるために必要な諸々手続きをやっつけてきた。(実際には私は椅子に座っていただけで仕事は全部区役所の人がやってくれたのだが、それぐらいの覚悟で行ったということだ。)

日本に帰ってからのここ2、3週間、私は保険なし、免許なし、住居なし、仕事なし、なにもなしのクソクソ人権なしの助だったので、とりあえず住民票と保険だけは持っておこうと朔風吹き荒ぶ中、はるか区役所まで行軍してきた。3階の保健課では係のお姉さんが国民保険の仕組みやら割引制度やらなんやらかんやらをスーパーガトリングトークで説明してくれたのだが、私はその人の顔をポカーンと見ながら「よく喋るなぁ..」とか思っていた。

こういう説明は英語でやってもらった方が脳に入ってくるんだよなあ〜

というのはただのカッコつけで、英語でもこういうムツカシイ話は理解できた試しがない。なんでだろうな。集中して聞いてたはずなのに気がついたら話してる人のまつ毛の本数とかを数えてる。

「まず保険料をりんごとして考えます。お客様は森のリスさんです。」みたいな感じで説明してほしい。追加料金払うので。

 

兎にも角にも、そんな私を尻目に超絶優秀有能な区役所の人がバリバリ仕事をしてくれたので、1時間で保険証をゲット。転入届も出せたしマイナンバーカードの申し込みもできた。どんどん私の存在が認められてゆく。

私、実在してるよ。

 

午後はなにをしたかな。
美味しい釜揚げうどんを食べた。自分で生姜を擦り下ろしたりする本格的(それが本格的なんだろう?そうだろう?)なうどん屋で、これがめちゃめちゃ美味しかった。福岡のゆるゆるうどんで育った私は讃岐系のコシの強いうどんには苦手意識があったんだけど、実際に食べてみると「うどん本来の味がして甘い!!スーパーのと全然違う!!これならどんどん食べられる!!おかわりっ!!」と農家体験でピーマンを食べさせられる小学生みたいになった。

 

他にもいろいろした気もするが、写真がないので思い出せない。まだスマホをネットに繋げてないので。

私に連絡くれてる人、返信してなくてごめんなさい。当分はチェックする気ありません。

 

2020年11月24日