臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

日記#139 実家に良アプデ実装 2020/11/22

昨日の日記は私以外の誰かが最初から最後まで書き私の名前で投稿した、と言ったらあなたは信じるだろうか。

今日の日記はどうだろう。これは私か?それとも全く違う誰かか?あなたにはそれを知る由はない。この点に置いて私は(もしくはこの文章を書いている私でない誰かは)読者に対し圧倒的な強者の立場にいる。

 どうだ!?まいったか?

画像1

鳩/手→赤の禁止マーク→餌というようにレイヤーがはっきり見えるので、鳩は一生この餌を食べることはないんだろうな、という気がする。餌を得るためならなんでもやるでおなじみの鳩だが、さすがにレイヤーを渡ってこちら側へはやってこられない。近くて遠い鳩の餌ー。

画像2

昨日の日記に書いた通り、昨夜は遅くに銭湯へ行き、帰ってきてビジャレアル対レアル・マドリードの試合を観戦した。さらに早朝5時から始まるバルセロナ対アトレティコも見ようと意気込んでいたが、突然のスイマーに襲われ撃沈。なんとか朝の3時か4時まで起きていたが、結局諦めて「アレクサ、5時に起こして」と言い残し全員で死んだように眠った。が、(当然のように)5時に目覚める者なぞおらず、結局私が9時に家を発った時も全員が寝ていた。レストインピース。

寝ぼけなまこの旧友に別れを告げた私は中央線に乗り込み都心へビュン。さらに23区内でごちゃごちゃと乗り換えて千葉の親戚宅へと帰還した。それが12時少しまわった時のこと。ここで荷物整理の鬼ver.2.0と化した私はたったの1時間で全荷物をまとめあげ(半分くらい投棄し)、午後1時には親戚宅を無事出発することができた。

(寝ぼけた海鼠、寝ぼけなまこ)

 

成田空港までは1時間半と行ったところか。フライトは2時55分発。かなり見応えのある勝負になりそうだ。

京成電車内をスーツケースをゴロゴロ引きながら全力疾走し成田第3ターミナルへ。すでに時計は2時40分。そこでは空港職員が総出で私の到着を待っていた。「〇〇さん!お待ちしておりました。ささっ、こちらへ。お荷物はお預かりいたします。こちらの特別ゲートをお通りください!」

若干の胡蝶はあるかもしれないが、本当の脳みそにはこんな風に記憶されている。

ん?胡蝶?パタパタひらひら?誇張です、誇張。

北の大地までの1時間10分は、まるまるころっと子犬のように眠っていた。睡眠って素晴らしい。しかしこの素晴らしさは睡眠不足にならないと味わえないという仕組みになっている。ひどい話だ。

その後さらに汽車を乗り継ぐこと1時間。駅までは妹が迎えにきてくれた。めちゃめちゃ寒い。東京があったかすぎるせいで忘れていたが、11月ってのは寒いものらしい。家までは歩いて20分くらい。時雨る夕暮れの中をガクブル震えながらも果敢に歩き進んだ。

 

というわけで、コロンビアを発ってはや2週間、ついに実家へ帰ってきた。2年ぶりだろうか。といっても、私の家族は私が家を出てから引っ越しているので、「実家感」みたいなのはない。思い出もなんもないので。風呂場やトイレなどにかなりの大幅アプデが施されていて、若干の悔しさを感じる。私がいた頃にこういう実装がされていたら一人暮らしなんかしなかったかもしれない。

ということで今日は久しぶりに実家の布団(もちろん新調)で、すやすやすやすや眠ってやるぜ。

 

2020年11月22日