臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

日記#74 一緒にパエリアでも作ろうか。 2020/19/17

木曜日なのでパエリアを作りますよ

 

冷蔵庫にある野菜を切り刻んで炒める。

どんな野菜をチョイスしても結局「パエリア味」という一つの世界線に収束するので、何を使っても良い。

 

ある程度炒まったらイカを入れよう。

しっかし分厚いイカだな。まるで人間に食べられるために生まれたようだ。

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赤くするためにパプリカパウダーを入れよう。

コロンビア人、何かとパプリカパウダーで彩(いろどり)問題を解決しがち。

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トマトも入れて彩をアンプリファイ。

海鮮要素が足りないので、急遽カニカマの投入を閣議決定。

”カニ”とは名前だけで味は似ても似つかない、原材料謎の日本食材をスペイン生まれの伝統料理に入れることについては、深刻な倫理問題が発生するとして野党は説明を求めている。

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いびつな雰囲気が漂う。

パエリア側の「え?こいつ誰?」という感じと、カニカマ側の「いや〜俺も本来はアボカドと一緒に寿司になってる予定だったんだよなあ...」という感じ。

誰も幸せにならない移籍みたいだ。(例:ピヤニッチ→バルセロナ)

 

場違いなカニカマ君に共感性羞恥がやばい死ぬなので、スープと米を大量投入してカニカマを沈める。

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多少はましか。。

パエリア鍋用のクソでかい蓋をして

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あとは小中火にして放置。

家にいる猫みたいな犬でも見て時間を潰そう。

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もっと犬としての自覚を持て。

プライドとかないのか

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ないらしい。

 

なーんて言ってる間に、そろそろできたかな〜

開けますよ〜〜 ワクワク

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くるぞ....

 

湯気がぶわぁっと

 

香りがふぁぁぁっと

 

彩がバチーンと

 

カニカマがぬるっと

 

はいっっっ!!!!!!!

 

 

 

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美味かったなあ〜

 

 

 

*完全に写真撮り忘れた。

*ごめん

*ちなみに紹介したパエリアの作り方はオーセンティックでもなければ本格的でもない、「お手軽パエリアver.パンデミック」なので実際に作りたい人はちゃんとしたレシピを見よう。まあカニカマ入れた時点で察して欲しいが。

 

最近雨ばっかり

 

9月は雨季だから。

コロンビア(私の地域だけかもしれない)は夏とか冬とかなく、気温は一年通して同じくらい。ずっと ちょっと暑い。摂氏25度くらいだろうか。

変わるのは雨の量で、4月と9月の年二回雨季がやってくる。

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こんな感じ。ここ最近は毎日2時間くらい雨が降っている。

 

お、停電した。

 

雨季は涼しくて最高だが、雷が落ちてすぐに停電するのが難点だ。いつものことなので、特に動じることなく暗闇で日記を書き続けるが。

私は携帯プランを持たないので、停電してwifiルータが落ちれば私は世界から隔絶される。

そしてそれはかなり心地良かったりする。

一人で本(Kindleでなく紙の本)を読んでいる感覚に近い。

私の目の前にあるもの、それが全てだ。

INTERNETのFAKEな海は広大すぎて人を不安にさせる。

 

 

POWERが復活したらPOSTします。それまでどうしようかな。

ひとまずお茶でも淹れるか。

暗闇で飲む茶はうまいぞ。

 

2020年9月17日

 

追記
結局25分後に復活した