臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

日記#346 短歌やってみたいわねえ 2021/06/17

昼に日記を書いてからまだ10時間も経ってませんが、そんなことを言っても仕方がないので、今日の日記を書いていきます。

左目は依然腫れてるし、ハンターハンターは6巻以降読めてない。つまり10時間前と何も変わっていないということです。

書くことなんてあったもんじゃない。

ということで昼に詠んだ眼球爆轟症候群短歌の解説もどきをしていきたいと思う。

 

今はまだとろむ薫風爆轟の聞こえる前にまぶたを閉じて

 

これが昼に作ったやつ。2分くらいで考えた。

基本的には、腫れてる左目が爆轟したらエモいな、という話です。本当にエモいかどうかはわかりません。仮にエモいとしたら、という話です。

なるべくたくさんの感覚を入れようと思って作ったので「とろむ」で感触を、「聞こえる」で音を、「まぶたを閉じて」で光をイメージしています。

この季節の風ってなんかとろみがあるな〜と思ったのでとろむ薫風としました。今日の朝、窓から入る風を左の頬に感じて「この風、龍角散では?」と思った。とろみがあって喉に良さそうな感じ。(龍角散エアプです。とろみのある液体をイメージしてるけど龍角散じゃなかったかも。)

薫風の薫は嘘ですね。語呂で選んだだけで、本当に初夏の匂いとか緑の香りを感じたわけじゃない。こういうのってどうなんだろうな〜。嘘はやっぱりよくないのか、それともこれぐらいは言葉遊びのうちか。わからないけど、ちょっと心残りにはなるな。

「薫風」というのほほんとした感じと音から「爆轟」にノータイムでいくことでそのスピードと暴力性を表してる、というもっともらしい理由を今考えました。全然意図してない。

後半だけど、爆轟って衝撃波を伴うような燃焼なので、起こってから目を閉じても遅いんですよね。音より先に熱が来るから。だから風がぬるい今のうちに目を閉じておいてます。

爆発の後で音が聞こえてくる(しかし、音が鳴る頃にはもう死んでいるのでその音は聞こえてこない。)その歪な感じを伝えるために、聞こえる→まぶた というちょっと変なトランジションを使いました。

聞こえる"前"と”今はまだ”で意味が被ってるような気がする、どちらかは削れるかもしれない。あと"まぶた"という言葉を歌の前半に持っていって、読んでる時にイメージがしやすいようにした方がいい気がしてきた。

うーん、問題点をあげるだけなら簡単なんですけどね。いざ直そうとすると最初からやり直さなくちゃいけなくて、死ぬほどだるい。

でも推敲って短歌には必須らしいです。

....どうする?

2021年6月17日