臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

日記#267 これで一発逆転してやろう 2021/03/30

30万もかけて取った免許、使わなきゃもったいないのでドライブしてきた。目的地は留萌という街。札幌の北150km くらいのところにある。

別に留萌に何があるというわけではないが、初心者がドライブの練習をするのにちょうどいい距離と道路で、半日で行って帰ってこれる。

(行きは眺めの良い下道、帰りは高速に乗れる)

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地方地域の「これで一発逆転してやろう!」という気持ちがそのまま形になって現れているので道の駅は面白い。田舎の経済って地方交付税交付金と道の駅の二本柱で成り立ってるからな。

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途中の厚田町でうまいジェラートを食べた。まあジェラートって全部うまいけど。

ピンクっぽいのが『イチゴミルク』で赤いのが『厚田の夕陽』という味らしい。イチゴミルクは優しい、厚田の夕陽は清々しくもちょっと寂しい味がした。人生の全部がこの一杯に詰まってる。

ジェラート屋の横には小さなミュージアムがあって厚田町所縁の人間を紹介してる。

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私は高校の時に子母澤の新撰組始末記を読んで新撰組沼にハマった。新撰組の「倫理観どうなってんねん!」みたいなぶっ飛んだエピソードがたくさん紹介されていて面白いので読んだことない人は是非 司馬遼太郎の新撰組血風録と合わせて読んで欲しい。

子母澤と司馬の新撰組作品はどちらもフィクション性が高く歴史的正確性は全くないと主張する勢力「子母澤と司馬の新撰組作品はどちらもフィクション性が高く歴史的正確性は全くない。」

私「......」

そういう勢力には構わず、海岸線を北へ向かう。

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すると味噌ラーメンが見えてくる。

2日続けて味噌ラーメン食べるのはおかしいんじゃないか?と主張する勢力「2日続けて味噌ラーメン食べるのはおかしいんじゃないか?」

私「......」

そういう勢力は無視して二日連続の味噌ラーメンをスープまで飲み干し、店を出るとそこには酒造がある。

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国稀(くにまれ)という有名な酒造で、増毛の土産物を買ったり日本酒の試飲ができる。

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私は日本酒がわからないが、酒の瓶を見るのは楽しい。

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一斗瓶という物を初めてみた。一斗缶じゃないよ、”瓶”だよ。

こんなの存在するんだ.....デカすぎる。

手前の一升瓶がカスに見える。

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「どこから来ましたか?国の横にシールを貼ってね!もしリストになければ付箋に書いてね!」というコーナー。

誰も想定された国から来てないのおもしろすぎる。アメリカ人、一人くらいは来てろよ。

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地元の人もこういうベタなネタやるんだ。

だいぶ恥ずかしくなりながらこの看板を作ったと思う。

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こんな体験教室、世界のどこ探してもないだろ。

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『吹雪いたら随時開催』というのが面白い。そんな開催条件いまだかつてあったか?

あと、定員が少なすぎるのが怖い。本当のマジのガチの地吹雪を体験させられるのかもしれない。

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最近、鬼滅の公式グッズと自前の商品を抱き合わせて非公式の箱や袋に入れて売るという戦略が流行っている。かなりグレーな商売。

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往復で5時間くらい運転したら肩と背中が凝った。ドライバーって大きく分ければデスクワークだ。

 

(今日の日記Twitterみたいだ)

2021年3月30日