日記#63 ガスリーF1優勝おめでとう！の段 2020/09/06
見ましたか？？F1！！！！！！
ものすごいレースでしたよね！！！！？？！？
誰ですか？？メルセデスがどうせ勝つからつまらんとか言ってたクソバカ野郎は？？？
見つけたら八つ裂きの十六裂きの三十二裂きにして地中海に撒きイルカの餌にしてくれるわ。
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今朝、どうせメルセデスが圧勝するつまらんレースだろうと予想していた私はゆっくり起床。
レースはすでに10周目くらいに（全53周）に差し掛かっていた。
先頭は独走するメルセデスのハミルトン。やっぱりつまらんなあ。お、でもアルファ・タウリのガスリーが上位につけてるな。入賞はできそうだ。
とか寝ぼけまなこに思っていた矢先、クラッシュにつぐクラッシュ、イエローフラッグ、レッドフラッグ、ピット閉鎖、セーフティーカー出動、ペナルティー、タイヤ交換、レース中断と考えうる全てのトラブルがいっぺんに起こり、気付いたらアルファ・タウリのガスリーがトップに躍り出ていた。
フランス人ドライバーのピエール・ガスリー。
日本でスーパーフォーミュラを戦っていたこともあって日本人はみんなガスリーが大好き。昨年強豪のレッドブルをクビになってアルファ・タウリという格下のチームに左遷された悲しいエピソードもあり、応援しがいのあるドライバーだ。
アルファ・タウリはイタリアのチームだが、こちらも日本での人気がめちゃくちゃ高い。
というのもアルファ・タウリはホンダ製のパワーユニット（エンジン）を長く使っている。当時自転車より遅いと評判だったホンダのエンジンを信用して採用してくれた、そういう人情に訴える過去もあって多くの日本人はアルファ・タウリをホームチームのように応援している。
そのピエール・ガスリーがアルファ・タウリのマシンでトップを走っている..... 日本のF1ファンの興奮は尋常でなく、私のTLも台風通過後の最上川のごとき爆流の相を呈していた。
私自身も例外でなく、ガスリーの勝利が見え始めてからは緊張マックスタッペンで拳を握り締め全身に脇汗をかきながら放送を見ていた。
ガスリーの車がフィニッシュラインを超えた瞬間にはフラフラとベッドに倒れ込み、放心してしまった。
そして放心した勢いで動画を作った。（作ったと言っても日英仏実況と無線を切り貼りしBGMをつけただけだが。）YouTubeに貼ろうとしたらコピーライトで弾かれてしまったので、しょうがなくニコニコ動画に貼ったよ。
UC本来の文脈である「流れ変わったな...」というのを完全に無視し*彼の完全勝利だけを見て曲を決めた。
フランス語の実況がまさに心からの絶叫という感じで最高だったのでそれも入れた。フランス人ドライバーとしては24年ぶりのグランプリ優勝だったらしく、アナウンサーの感情の極まり具合が、ラグビー日本代表が南アフリカにW杯で勝った時の
「行けーー！！！行゛け゛ぇ゛ー゛ー゛ー゛トラァァーーイ」
を思い出させる。
*実際にガスリーの流れがいつ変わったのか、という議論は果てしない。
「こういうレースがあるから、君もF1を見ろ！！！」と言いたいところではあるが、実際こういう事件は数年に一回くらいしか起こらないし、事件を事件たらしめているのはやはりメルセデスが圧倒的な力であるので、複雑ではある。また来週からメルセデスが何事もなかったかのように勝ち始めるんだろう。
やっぱりF1くそつまらんわ。
2020年9月6日 ガスリーおめでとう
