臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

日記#343 歌詞を味わう音楽鑑賞 2021/06/14

「夏に聴きたいJpop30選」みたいなプレイリストを聴いています。何となく聴いたことあったけれど歌手名までは知らなかったというのがほとんど。

これは世間的にはかなり珍しいらしいが、私の10代は全く音楽を聞かない人生だった。じゃあ何を聴いていたのか。。。。これが思い出せない。確かにイヤホンをつけて何かしていたようなが気がするのだが、そこから何が流れていたのか、検討もつかない。ラジオ?いや違った気がするなあ。わからない。音楽でもポッドキャストでもラジオでもない、なんらかの音声メディアを聴いていた。何だったんだ、あの時間。

 

そんなわけで本当に音楽がわからない。私がことあるごとに森山直太郎の話をするのは(直太郎が素晴らしい曲をかくということのほかに)森山直太郎以外の歌手をほとんど知らないというのがある。

 

このシンプルな音楽鑑賞経験の乏しさゆえに、曲を聴いて歌詞を考えるという能力が他の人と比べて劣っているのではないかと思う。習慣が育ってないと言ったほうがいいか。音楽というのは詞と曲からなっていて、そのどちらもが大切であるはずなのに、気がつくと曲の方ばかりに気を取られいる。詩がただのランダムな音として処理されてしまっている。例えば『夜を駆ける』なんかはYouTubeでもテレビでも死ぬほど聴いていたはずなのに、あれが自殺のことを歌っていることに最近YouTubeで規制がかかるまで気がつかなかった。ちょっと衝撃を受けた。お前は今まで一体何を聴いていたんだと。

 

まとまらない文章ですが、歌詞を味わう音楽鑑賞をしたいね、という話です。

 

これは訓練次第でどうにでもなることだと思ってる。歌詞に触発された長文自分語りをYouTubeのコメント欄にあげて10kいいね貰いたい。

というのは冗談で、実際には作者が込めた想いをしっかりと受け取りたいと思うから。

もちろん、最終的には作者がどんな気持ちで曲を書いたかはどうでもよくて、本当に大事なのは私がその曲をどのように聴いて、世界にどのような影響を与えたか、ということ。でも、それでも作者の想いを最大限に理解しようとする姿勢は大切にしたいと思う。

 

共感できなくても、自分に影響を与えてくれるのであればそれは私にとって良い曲になるな、と最近感じる。例えば(どうせ森山直太郎だろ!?また森山直太郎の話をするんだろ!?なあ、直太郎直太郎ってよお...直太郎しか歌手を知らねーのかよ?!直太郎以外の例を出してみろよ!ほら、20秒やるから直太郎じゃない歌手の名前を出してみなよ)...........直太郎で言えば、彼の音楽はスピリチュアルな世界の捉え方をする側面があって、私の考え方とは全然違うんだけど、それでも私をよく悩ませて考えさせるので素晴らしい音楽だと思う。

 

まとまらない文章ですが、イヤフォンの電池が少なくなってくると音でお知らせしてくれるやつ、世界で一番いらない機能、ということを伝えたかっただけです。切れるなら黙って切れてくれ。

 

2021年6月14日