日記#289 進撃のヒュ〜モア 2021/04/21
進撃の巨人を16巻(持ってるところ)まで読んだ。凄い。倍々で面白くなる。このままでは最終巻までに面白さが2^34となり、世界のおもしろバランスがぶっ壊れてしまうのではないかという杞憂がある。今のうちから避難を始めようかな。
ストーリーはずっと暗いけどごく稀にユーモアもあって(芋が好きなキャラが芋ネタでいじられたりする)ブラックジャックがシリアスな場面で突然ふざけるのと同じような嬉しさがある。暗く辛い話に差し込まれる一コマのユーモアは何にも変えがたい幸福感を与える。
手塚治虫作品に関して言えば、実はその一コマを書くためにマジメな世界を創り上げたのでは、と思うことすらある。
なんの話だ。
進撃の話だ。
人類が全員死ねば問題解決では?というところまで実にスムーズに話が運ばれてきて「おっ」と思った。
でも、進撃の巨人に出てくる人間はみんな正義感が強くて優しいので、こうなるのも必然というような気がする。優しさの先には絶滅がある。
16巻現在ではまだ直接触れられてはいないけど、将来的に出生に関する話が出てくるんじゃないかと予想する。そうなったら2^34どころでは済まないかもしれない。
果たして....
その答えは、私が17巻以降を買う金を手にした時 明らかとなる。
ひとまずはネタバレを掻い潜りながら日銭を稼ぐ日々だ。
作品中にキャラクターが方言を喋る場面があって、その方言に聞き覚えがあったので調べてみたら作者は大分・日田の出身らしい。なるほどねえ。作中では多少変えてあって日田の方言100%ではないんだけど、わかっちゃうのよ。私、JR日田駅まで忘れ物を取りに行ったことがあるから。
小倉をから南へ延びるJR日田彦山線はその名の通り大分県は日田まで続いている。
下り電車に乗客が忘れていった財布や携帯は国境を越えて終着日田まで届けられる。私のパソコンと携帯と財布とパスポートとその他価値のあるもの全てが入ったバックパックも例外でなく、日田の警察署で一夜を過ごした。
翌日朝の下り電車で山を越え、警察署で書類を埋め30分待たされたのち、私は無事愛するバックパックとの再開を果たした。午前最後の上りまで多少の時間があったので駅前の久留米ラーメンをすすり、地元の人が強めの方言で話しているのをぼんやりと聞いていた。
そんなことを進撃の巨人を読みながら思い出した。人生何があるかわからない。
余談だが、日田彦山線は数年前の豪雨で壊滅的な被害を受けもう日田までは行っていない。
春の陽気。
ツルニチソウ?と土筆の共生地。
風が強いのでブレブレにぶれている。
ノーカフェイン生活3日目。
ほうじ茶が飲めないので、ジンジャーティーでお茶漬けを作った。
ご飯に梅干しを乗せ醤油をひと回し、熱々のジンジャーティーを注ぐ。
これは、あれだ。
梅しょう番茶
2021年4月21日