日記#288 焼肉屋における一人前の定義と相互監視化の提案 2021/04/20
肉を食べた。
味は大して覚えてないが、店員が「こちら、ジンギスカンによく合う和牛ダレです。」と言ってたのが印象に残ってる。ジンギスカンによく合うタレなら「ジンギスカンダレ」という名前にしたら良いのではと、僭越ながら思った。間違ってたら教えて欲しい。
あと、私たちの横の席の二人連れが、「ちょっと店長さん呼んでもらえる?」から始まるお手本のようなクレームを入れていて面白かった。
人が文句言ってるのを聞くのって気分が良いものではないから、最初は「うわ〜最悪だ〜」と思ってたんだけど、あまりにもノンストップで不満を吐き続けるのでだんだん可笑しくなってきた。店員の態度が悪いとか味付けが濃すぎるとか、まあその辺はわかるけど、あげく、「コ口ナで何人死んでると思ってるの?」だの「ワクチン全然届かないし!」だの、焼肉屋の店長ごときではどうにもならない問題の改善まで要求し始めた。選挙に行け。
こういうことにエネルギーを注げる人って凄いな。私はスープに蝿が入ってようが爆弾が入ってようが黙って飲み続けちゃう。(エスニックジョークに出てくる日本人、あれ全部私がモデルです。)
クレーム入れる人たちがどんな心持ちで店長を呼び出してるのか非常に気になる。シンプルに文句言うのが楽しくてしょうがないのか、俺がこの店を育ててる という意識なのか、それとも「お代は結構です。」の実利を求めてるのか。
気になる。
気になって夜も眠れない。
.....まさかこれがクレーマーの真の目的か?
「クレーマー100人に聞いた『あなたのクレームはどこから?』」特集組んでくれ。週間フラッシュとかで。
何もなさすぎて監獄みたいになってるキッズルーム。
なんの許可もなく隠し撮りされ店内の客にライブ放送されるキッズが可哀想だ。
キッズルームのテレビには店内の様子を写して、キッズが我々を見張れるようにした方がいい。
目指すべきは相互監視社会。
あと焼肉の一人前って何?
何を持って一人前を定義しているのか、不明すぎる。
言ったもん勝ちの無法地帯か
うっすいカルビを一枚だけ皿に乗せて「当店、これが"一人前"でやらせてもらってますので。」の一点張りでひと稼ぎしようかな。
商取引法でとっつかまるまでのスプリント勝負だ。
ノーカフェイン生活2日目。カフェインフリーのジンジャーティーを飲んでいる。着実に生活がお婆さんになりつつある。
良い傾向。
世界二大おばあさんみたいなおじいさん。
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ポール・マッカートニー
ボン・ジョビ
2021年4月20日