日記#279 いっぱいの漫画と本 2021/04/11
まったくなんの考えもなしにパソコンを開いて日記を書こうとする時、独特の緊張感がありますよ。完全に存在を失念してた英単語テストを配られている時のような。嫌な汗を内臓の内側にビッシリかいている。
まあこんな時とは取り敢えず書き始めてしまえば良い。
文字は勝手についてくるさ。
(?)
この前の日記で少し話したDMMの割引クーポンが今日まで有効だったので腹を括って購入した。
高い本(学術書など)を買った方がお得だという話も聞いたけど、私には学術書を読む学がないのでまったく躊躇せず漫画をいっぱい買った。良いことをした。
『映像研には手を出すな』はずっと前から読みたかったやつ。タイトルが天才的だと思う。こんな記憶に残る完璧な題名付けられたら、もうその時点で勝ちな気がする。ちょっと前に流行った「〇〇さんは××」フォーマットをそこはかとなく感じる。
『Hunter × Hunter』はなんとなくの大筋とネットミームは知ってたんだけど、ちゃんと読んだことがなかったので出てる分(36巻)をまとめて買った。絵柄が古いなぁ〜と思って調べてみたら連載開始は遡ること23年前、1998年らしい。1998年ったら京都が応仁の乱から復興しようとしてた頃だろうか。そりゃ絵柄も古くなる。
『チェンソーマン 』は昨年に第1巻を物理本で買い、あまりハマらなかったのでそれっきりにしていたのだが、最近友人が「1巻切りなんて神様にでもなったつもりか?全部読め、全部。」としつこいので全巻買った。近々アニメ化もされるらしいから乗るしかないね、このビックウェーブに。
『レストー夫人』は『児玉まりあ文学集成』の三島芳治さんの漫画。私はこの人の語り口がとても好きだ。
彼女は裏アカウントに過激な内臓写真を投稿した pic.twitter.com/tlWgpEdXCe
— 三島芳治 (@kiroku0000) April 11, 2021
「さいきん更新がないのですが」質問する債権者たちに児玉さんは足を見せた pic.twitter.com/x3FDDkWYd3
— 三島芳治 (@kiroku0000) March 11, 2019
ツイートが全部短歌みたいじゃない?
文学の美しさと難しさとバカらしさをいっぺんに感じられる。
『息吹』は『あなたの人生の物語』(映画:メッセージ)で有名なテッド・チャンのSF短編集。日本でも相当売れたらしい。というか、21世紀にもなってアメリカSFを律儀に翻訳して一生懸命読んでるの日本人だけなんじゃないかという気がしてくる。他の国の人は全員サッカー見てるからな。
これはテッド・チャンへの個人的な要望なんだけど、ブラウザで読むと上下のスペースがなぜかギッチリ詰まっていて読みづらいことこの上ない。もう15mmくらい空けて欲しい。
映像研5巻
ハンターハンター36巻
チェンソーマン 11巻
レストー夫人
息吹
の合計54冊買って8000円だった。やす〜〜〜〜。
2021年4月11日