日記#134　200万円の絵画を無人ギャラリーに置くな！！！　2020/11/17

今日は一日中ゴロゴロしていた。

もちろん私ではない。私といえば、夜中のハムスターもびっくりの活動量で4時間の遠距離散歩をキメていた。

ゴロゴロしていたのは私の右目に入ったコンタクトのことである。コンタクトをする人はわかると思うが、入れてみてしっくりこないときは絶対に一度外して入れ直したほうがいい。「まあそのうち馴染んでくるでしょ。」とか考えてそのまま軽率に外出すると、どんどん悪化し道端で自らの目玉に指を突っ込む変質者になる恐れがある。

コンタクトを使い始めて10年近くになるが、本当にこれは私向けの医療技術ではないなと日々感じている。かなり几帳面に丁寧に生きている人でないと普通に事故る。片目から2枚出てきたり、入ってないレンズを30分かけて取り出そうとすることなんてザラだ。そうやって私はない視力をさらに失っている。

技術革新はよ。

リンガーハットを食べた。私は九州の人間なのでちゃんぽんを食べることを「里帰り」と呼んでいる。（そんなわけない）

ちょうど同じタイミングで入ったおじさんが私と同じ「長崎ちゃんぽん(麺1.5倍)餃子5個セット」を頼んだので、競争して食べた。もちろん言葉など交わされていないが、これは暗黙の了解というやつである。とにかく麺類（ラーメン、ちゃんぽん、うどん蕎麦など）をタラタラ時間をかけて食べることほどダサいことはない。万が一麺を伸ばしてしまったりしたら、即刻腹を切って両親に詫びる必要がある。いや、切腹すら許されず斬首の刑に処されても文句は言えない。

おじさんもかなりの手練のようであったが、早食いラーメン王国福岡で育った私が負けるはずもなく、3分程度の差をつけて圧勝した。

私が会計している時におじさんは最後の餃子を死に物狂いで詰め込んでいた。店を出る時に、ちょっと目をやって「ありがとよ、良い勝負だったぜ。」の顔をすると、おじさんも「ふふ、完敗だ..」の顔をしていた。目元にはキラリと光るものがあった。今夜は悔しさで眠れてねーだろうな。