日記#125 ひかえおろう、このチーバ君が目に入らぬか 2020/10/08

今朝はご飯を食べようと思い、コンビニでサトウのごはんを買って温めてもらった。いつの間にかレジ袋が有料になっていたので、3円をケチって手で持ってホテルの部屋まで運ぶことにした。

冷凍ごはんを散歩させてる人みたいになった。

道端の畑に「明治大学体育会空手部合宿所建設予定地」の立て札。

畑を潰して道場を立てるつもりなんだろうか？

というか建設予定地だったとしても普通こんな手書きの看板を出すか？

ここの住民と土地利用を巡って対立してるのかもしれないな。だとするとワクワクする。私も大人たちと土地利用で戦ってみたい。

「ぼくらの七日間戦争」と「ズッコケ三人組」は私の思想に多大な影響を与えている。

私の千葉滞在もすでに4日目。そろそろこのちば県民手帳を買ってもいいかな？

警察手帳や学生手帳は持っていることで何かしらの効力があるけど、このちば県民手帳はどうだろうな。

いつか渋谷にでも出て行って「このチーバ君が目に入らぬか！！こちらにおわすは畏れ多くもちば県民にあられるぞ。頭が高い！！ひかえおろう！」とかかましイキがる東京都民を平伏させたい。

もしくはこいつを胸ポケットに入れておけば、東京都民が放った銃弾から命を守ってくれるかもしれない。

そういえば、

ホテル滞在は昨日までで、今日から県内の親戚宅に移送されそこで拘留生活を続けている。

ネコが二匹いて、良い。

全然人に興味がないらしくて、めっちゃ触られてもまるで触られてないみたいに振舞う。私の溢れる愛がスルっと、ヌルッとかわされている。

最近犬ばっかりみてきたので、久しぶりに猫と触れ合うと、そのジャンプ力に驚く。助走なしでほぼ垂直に飛べるのすごいなあ。毛がな。毛がばんばか抜けなければネコが最高なのは間違いないんだけど。

一緒に住んでる親戚がめちゃめちゃ猫に話しかけるのをおもしろく見てる。

その人はかなりしっかり喋る。人に話す時よりだいぶ内容のある話をしている。もちろん猫はそんなこと知ったこっちゃないので話の途中で寝たり立ち去ったりするけど、猫を飼っている人は愛をかわされることに慣れているみたいだ。強い。私も強くなりたい。つ゛よ゛く゛、な゛り゛た゛い゛！！！！

笑点って大喜利なんだよね。当たり前だけど。

私はこれまで笑点を大喜利の番組として見てこなかった気がする。

なんかおじさんたちがお題に沿って面白いことをいう番組という認識だった。（それが大喜利なんだけど）

日本語の紙の本が買える、読める喜びが大きすぎて思わず二冊も買った。

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか？」私はブレードランナーを見たことがあるけど、超つまらなかったのでなーんにも覚えていない。そのおかげで今回は、全くの初見として読めている。

基本的に本は読んだそばから売る主義なんだけど（読み返すことなんて絶対にないので）、たまーに「ああ、本持っときたいな〜」っていう本がある。

四畳半神話体系は私にとってそういう本。

読んでる時に閉じてその本を胸のところに置いて昼寝したり、読んだ後に本をポイっと側へ投げたりしたい。

こういうのがkindleじゃできないんだよなあ。

kindleは投げるとぶっ壊れるから。

2020年10月8日