臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

日記#118 パンデボノ 2020/10/31

時々、昔よく聞いていたラジオのことを思い出す。

正確に言えば、思い出そうとする。

高校卒業の年だったと思う。私は福岡から札幌まで青春18切符を使って電車で北上していた。その時車窓をアホみたいな顔で眺めながら、聞いていたのが”その”ラジオだ。毎回アイアムアヒーローという漫画の宣伝をしていたこと以外、パーソナリティーが誰だったかも、どの局だったかも、何の話をしていたかも思い出せない。イヤホンで聴きながら一人ニヤッと笑った”感触”みたいなのはまだビビットに存在している。

有名なお笑い芸人だったと思うんだけどな。心当たりがある方は教えてください。

 そんなことはどうでもいい。

今日はカリにコロちゃんのペーセーアール検査をしに行ってきた。

カリ市内の商業施設内にあるクリニックで検査してきた。150,000COPくらいだったはず。高いけど日本でやるよりか断然安いかな。欧州とかでは無料らしいけど。

コロンビアでは無症状の一般市民は基本検査を受けられないんだけど、旅行の予定がある人間は特例的に受けられる。受付の人には最初渋られたけど、私が日本行き航空券を印籠のように見せつけると、「こ、これは失礼しました〜」と言って奥の部屋へ通された。

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唾液か、血液か、鼻粘膜か。鼻だったら嫌だな〜と思いながら行ったらやっぱり鼻だった。

本当に思ってる3倍くらい深いところまで入れられる。そこはもはや鼻じゃなくて額だろ!!!!棒を引っ張り出す時に私の脳みそがニュルニュルっと出てくるんじゃないかと思ってかなり怖かった。

2秒くらいで終わったけど、ボロボロ涙をこぼしたら担当医に笑われた。「痛かった??もう済んだからね〜」とか優しく言われたけど、わしゃ4歳児か。

「いや、ちょっと待ってください。たしかに涙はこぼれましたけど、これは痛みによる感情変化が理由ではなくてですね、その訳わからん棒が鼻の奥の変なところに刺さった条件反射的に出ただけで、これを涙とカウントするのはいささか不公平ですよ。だから私を慰めたりする必要は全くないんです。わかります??」とは言わなかった。実際には「えへへ、ちょっと痛かったです...」と情けなく笑った。

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人は全然いないけど、クリスマス装飾はちゃんと用意されている。

右下のでっかい箱はメッカのカーバ神殿を彷彿とさせる。あの赤い箱もカーバ神殿も、中には何も入っていない。信じなければ。

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この棚を3分くらい睨みながら、「お土産にコロンビアチョコでも買ってくか」とか血迷ったけど、チョコなんて地球上どこで買っても同じ味であることを思い出して買わなかった。あっぶね〜。

 

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パン・デ・ボノ

ユカ粉で作られたパン。もちもちしてて美味しい。ポン・デ・リングみたい。そういえば語感も似てるのね。

 

明日がコロンビア最終日ってマジ???

 

2020年10月31日

 

(ここまで書いてアップしようとした途端にPCフリーズ。やむを得ず電源から殺したらデータ全部ぶっ飛んで一から書き直すはめになった。許すまじOSカトリーナ。)