臍(ほぞ)を狙え

Dame ramen y dime tonto.

日記#104 カジュアルにいる牛 2020/10/18

今日は覚悟を決めて、「えいっ」っとクレジットカードの支払いしたら心がスッと軽くなった。不安には必ず原因があるから。原因を一つずつ取り除いてあげること、これが大切なんですね。分かりますかね?皆さん。

 もう一つの不安の原因。髪。

半年間放置したら完全落ち武者ヘアになった。南野拓実みたいな。南野を見て貰えばわかるだろうけど、髪が長いとそれだけ心身のパフォーマンスが落ちる。このままだとベンチ落ちしそうなので、切りに行くことにしたが近所の美容院はめちゃめちゃ混んでた。年末ジャンボの販売最終日、もしくは8回裏の札幌ドームの女子トイレぐらいは混んでた。みんな考えることは同じだな。あんなところへ踏み込むのは自殺も同じなので大人しく撤退した。また来週にでも行こう。

 

今日も散歩してきた。最近外出する時はもれなくサングラスしてるが、やっぱりいい。街にほとんどいない平たい顔族なので(ちなみにコロンビアに来てからまだ一人もあったことがない)顔面丸出しだと10人中8人にはじろじろ見られる。ちっちゃい子供にはすげー笑われる。(私の顔が実際に面白い、という可能性もあるが)慣れたので別に不快ではないけど、やっぱり疲れるので反応されないに越したことはない。

マスクとサングラス使ったら全然バレないので最高。へへ、みんな俺をコロンビア人だと思ってやがるぜ。

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綺麗だすなあ。コロンビアは花が好きだね。道端やら公園にバンバン植える。

 

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アリが花弁を運んでいる。うまいこと言いたいなあ。働きアリの生態から着想を得たうまいこと言いてえ〜。講演会開きてぇ〜。新書書きてぇ〜。

『働き蟻が社会を殺す〜アリの生態に学ぶ21世期の生き残り方』

『女王蟻になるな〜なぜビルゲイツは働き続けるのか』

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カジュアルにでかい牛がいるな。野生か?

本人(本牛)は野生だと思ってそうだな。

 


The Tatami Galaxy (2010) - Trailer

アニメ『四畳半神話大系』を見た。素敵だった。見てよかったと思った。原作小説は2005年、アニメは2010年だからはるか大昔の作品ではあるが、いつものように友人から「今すぐ見ろ、さもなくば殺す」という緩い推奨を受けたのでネトフリで見た。

これは軽いネタバレだが、樋口さんという顎の丸いキャラクターがこんなことをいう。「今ここにいる自分以外、他の何者にもなれない自分を認めなくてはいけない。」まさに部屋から部屋へ、あったはずの可能性を探しのたうち回っている私への言葉だ。あまりにもピンポイントすぎて怖くもなる。樋口さんが顎を撫でながら言う、その不可能性をよく見て受けれろ、というセリフは驚くほどの納得感を持って私の心に染み込んだ。しみしみですよ、ホントに。しみしみシミーズ。

原作小説もアマゾンでポチった。それにしてもいつも順序が逆だ。本来ならこの小説から始めて、夜は短しなどの(続編?)シリーズ小説、それから四畳半アニメ、さらに夜は短し映画といった順番で見ていくのが正しいように思われる。

ということで、おすすめです。まだ見てない人がいれば。

 

2020年10月17日