日記#52 ウーリーモンキーが可愛すぎて号泣。その理由に一同騒然 詳細はこちら→ 2020/08/26
こんばんは。くそネット広告です。
今日はウーリーモンキーの動画を見ていたら1日が終わっていました。しかし、まあ一片の悔いもない。
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突然ですが、切腹あるある言っても良いですか。
「我が人生に一片の悔いなし」と思って時世を読んだら、ゴミのような詩を作ってしまい結局めっちゃ後悔しながら死にがち。
少しでもいいなと思った方はいいねとリツイートお願いします。
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皆さんウーリーモンキーって知ってる?
gettyimages より
こいつだ。可愛かろう??
全長60cm程度と小さいながらもその威風堂々とした佇まいから私は「新大陸のゴリラ」と個人的に呼んでいる。
そもそも僕は南米のサルがめちゃめちゃ好きだ。
「サルなんてどこでも同じだろう。」
と思ったそこのきみは一度発情期の猿山に放り込まれてしまえ。
・・・
行ってきたか?
そうか、ならばその血だらけの顔を拭いてそこへ座れ。
まず君たちにアメリカ大陸のサルとアフリカ・ユーラシア(アフロユーラシア)大陸のサルは全く違うということを強調しておきたい。ちなみに鼻をほじりながら日記を読んでいる変わり者のきみたちはアフロユーラシアのサルだ。
「え、私カナダ出身なんですけど」
とか思ったそこのきみはオランウータンの握手会にでも行ってこい。
・・・・
行ってきたか?
そうか、ならばその粉々の右手に添え木でもしてそこへ座れ。
君たちはサルのことを何もわかっていない。まずこの表をみてくれ。サルでもわかるよう簡潔にしてある。
まず霊長類は、猿っぽいか猿っぽくないか、で分けられる。そこで見た目がリスっぽかったりネズミぽかったりしたら曲鼻猿類と呼ばれ仲間外れにされちゃう訳だ。「まあ見た感じ猿でしょ。」という見た目の猿たちは直鼻猿類に分類される。図で言えば下の枝だ。さらにそこから(俗称だが)新世界サル、旧世界サルという分類がされる。その名の通り、アフロユーラシア大陸で進化したサルと、アメリカ大陸で進化したサルという事になる。人類(ホモ・サピエンス)というのは旧世界ザル(狭鼻猿類)といわれるサルの一種だ。このカテゴリ(小目)はヒト属の種であるホモ・エレクトスや、またヒト科の別属アウストラロピテクス、ヒト亜科のゴリラ属やヒト上科のオランウータンやテナガザル、別科(オナガザル科)の日本猿なんかも含む。
その枝の反対側、こちらが僕の好きな広鼻猿類(新世界ザル)だ。旧世界サルとは3000万年以上前にグッバイしたとされるが、当時どうやって大西洋を渡り新大陸にたどり着いたのか、それはいまだに解明されていない。しかし、しかーし、そんなことはどうでも良い。なぜなら新世界サルはめちゃめちゃ可愛いからだ。
彼らの特徴はなんと言っても、その尻尾である。尻尾を手足のように使い、ジャングルを移動する。
尻尾で枝を掴めるのはアメリカ大陸のサルだけだ。
尻尾をよく見ると、先端は毛の代わりに手のひらのような皮膚が露出していてグリップが利くようになっている。
Gettyimages より
いいよね〜。尻尾を使うサルの中でもウーリーモンキーの尻尾は特に太い。ほとんど足と同じ太さだ。
もう一つのSP(最高ポイント)はその名の由来になった羊のような毛。綺麗で濃い毛がビッシリ生えている。美容室に行かないのに長さもツヤも完璧。
その可愛さが裏目に出て、Googleの検索窓に「ウーリーモンキー」と打ち込むと「ウーリーモンキー 飼い方 値段」ってのが候補に出てくる。
野生のウーリーモンキーは「ウーリーモンキー 飼い方」で検索するバカ者のせいで絶滅の危機に瀕している。(もちろんそれだけではないが)レッドリストでは「危急」(絶滅危惧II類)に登録されていて、日本人に馴染みのある動物でいうとオオサンショウウオ、タガメなんかと同じ区分だ。
さらにウーリーモンキー属の種の一つである、コロンビア・ウーリーモンキー(Lagothrix lugens)に関していえば「絶滅寸前」(絶滅危惧IA類)という評価を受けている。イリオモテヤマネコぐらいヤバいと思っておけば良い。
ということで、コロンビアのジャングルでウーリーモンキーを見つけても追いかけたりしないで、優しく見守ってあげよう!!
僕はこれからもっとウーリーモンキーの動画を見るので、今日の日記はこれぐらいにしておきます。
2020年8月26日
(追記)
ちなみに君たちがパクパクと食べているニホンウナギはその真ん中、「絶滅危機」(絶滅危惧IB類)だ。僕は将来、うなぎの蒲焼を食べてる最中にポックリ逝くという目標があるので、それまでウナギが生き残れるように今は食べ控えている。諸君らにも協力を仰ぎたい