日記#13 謎デザートと読書マウント
今日は暑かった。いつもは涼しく流れる風がピタリと止まり、大気が、大気が怒りに満ちておる。
昨日はKindle で本が読めなくなった、と報告したが、解決法を丁寧に教えてくださった読者の方々どうもありがとうございました。(0人)
今日の今日までKindleアプリにはPC版があることを知らず、パソコンから買ったら全然大丈夫でしたわ。(アマゾンはログイン認証の時だけVPNをはじいてるぽい)
インストール祝いに三冊購入。
『横浜駅SF 全国版』柞刈湯葉
前作の無印『横浜駅SF』がとっても面白かったので続編(続編なのか?)を買った。増殖する横浜駅の中でJR職員と自走する自動改札がドンパチやる話。まだ読んでない。
『なぜ人を殺してはいけないのか?』永井均 小泉義之
人を殺めたいと思ったことはないが、いろいろな思考実験☆(妄想・夢想・空想)をしていると「それって殺人を肯定してしまうんじゃない?」と思うことは多々あるので買ってみた。キャッチーなタイトルの割には中身はゴリゴリの哲学書っぽい。
最初の項は2人の対談だが、「それの何がまずいって言うんですか?」とか「なんでそんなこと知ってるんですか?」など2人が全く共感も同調せず、絶えず不穏なので怖くなって一旦本を閉じた。
こんな感じでも共著って出せるんだな。哲学者しゅごい...
と言うことで、こんなもの読む勇気も根性もないので、取り敢えずバーチャル積ん読する。
新鋭短歌シリーズ『タルト・タタンと炭酸水』竹内 亮
新鋭短歌という響きで買った。(僕も常日頃から”新鋭”でありたいと思っているので)
少し読んだ。ピンとこないのもあるけど、好きなのも結構ある。風景描写がピチッとパキッとしてるので実際に散歩して、電車に乗って、旅してるような体験がある。そういう意味で外出禁止期間に読むのは結構苦しい。
旧市街何も話さず歩きたい足音の良い道を選んで 竹内 亮
ココナッツ風味の謎物体に謎ベリーのソースがかかった謎デザート。どえらく美味い。
え?食べたいって?ハハハそいつは残念だったな!!コロンビアに来て半年外出しなければ食べられるぞ!ハハハハッハハッははっ母母っ母はh
涼しくなってきた。
2020年7月18日 風だ!風が戻ってきた!